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そりゃ、ディズニーはやりすぎだと思うけどさ

 どうやら、隊長はコンテンツホルダ側や警察側ではなかったようだ。斜め上から見つつ、クリエイティブコモンズに賛同する立場らしい。商業的価値を無くした、あるいは無いコンテンツを流通させる手段としてWinnyはとても有効なツールであるということで、そういう理論武装しないままソフトを開発、メンテした47氏はもったいないなー、ということらしい。

 商業的な価値を無くしたコンテンツをいつまでも解放しないから、こういうことが起きるんだという主張は、中古ゲームの一件でもあった。一定期間を過ぎたものはコモンズに移行すべしという主張は自分も賛成する。するんだが、それは技術的に解決する問題ではないだろう。
 コンテンツの寿命はコンテンツそれぞれによって変わるし、価値が消えたと思われたコンテンツが復活することも往々にしてある。それどころか最初は無いと思われていたコンテンツが一定期間立ってから価値を評価されることもある。著作者への還元にどこでボーダーを引けばいいのか、どこで十分に還元されたと判断するのか。答えは幾通りもあり、十分に議論し落としどころを探る必要があるだろう。

 なるほどWinnyはコンテンツを流通させる土台として画期的なものだろう。資本が必要ない(分散されている)という意味では理想的なプラットフォームだ。しかしWinnyがコモンズコンテンツのためにあるのであれば、そこに匿名性は必要ないし、著作権を有するコンテンツを切り分ける手段が必要なはずだった。

 そこにWinnyの思想が見える。それはコンテンツ全てをコモンズに入れるという思想であり、今の社会で到底容認できない思想だ。

 コモンズコンテンツを流通させる手段としてP2Pを標榜するのであれば、それにふさわしい道具を作る必要がある。そして、コモンズを実現するため各所に働きかける必要がある。法改正も必要だ。

 アンダーグラウンドでは数の論理は通用しない。なし崩しなんてありえない。今回わかったことはそういうことだろう。そしてそれは正しいことだと思うが。

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